「子どもが気に入っているぬいぐるみが汚れてしまった」「どうやって汚れを落とせば良いか分からない」。そんな悩みを解消する方法を紹介します。ぬいぐるみを洗う際には気を付けなければいけないポイントが数点あり、家庭での汚れ落としが難しい場合はクリーニング店を利用するのも有効です。大切なぬいぐるみをきれいな状態でいつまでも手元に置いておけるように、適切に扱いましょう。
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ぬいぐるみを洗う前のチェックポイント
汚れの目立つぬいぐるみを洗う際は、以下の点を確認してください。
- 洗濯表示を確認する
- 色落ちしないか素材か確認
- ボタンなどの付属品がないか
洗濯表示を確認する
まずぬいぐるみのタグに付いている洗濯表示をチェックして、「自宅での洗濯が可能かどうか」を確認しましょう。
液温は、70°Cを限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。 | |
液温は、40°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。 |
上記のようにおけの形のマークが示されていれば洗濯機で洗うことができ、手のマークの場合は手洗い可能であることを示しています。洗濯表示がなかったり、ドライマークが付いていたりする場合は家庭で洗うのを避けクリーニング店に相談しましょう。
色落ちしない素材か確認
ぬいぐるみを洗う際には色落ちや、他の布類に色移りする素材でないかどうかもチェックする必要があります。濡れたタオルで表面をこすってみて、色落ちや色移りがないかどうか試してから洗うようにしましょう。問題があるようでしたら自宅では洗わず、クリーニング店に相談してください。
ボタンなどの付属品がないか
ボタンなどが付いている場合、洗濯の影響で取れてしまう可能性があるため確認が必要です。そのような付属品がある場合はやさしく手洗いするか、クリーニング店に相談しましょう。
ぬいぐるみの汚れの落とし方
ぬいぐるみの汚れを落とす際には、以下の手順に沿った作業を進めます。
- ブラッシングして表面の汚れを取る
- 洗剤液を用意する
- 洗剤液をタオルに含ませてぬいぐるみを拭く
- 水拭き・乾拭きする
- 陰干しで乾かす
1.ブラッシングして表面の汚れを取る
表面をブラッシングして、ホコリ汚れを取ります。毛並みの中に入り込んだ細かい汚れも、この段階で除きます。
2.洗剤液を用意する
市販の衣類用洗剤を水で薄めます。通常洗濯する際に使用する半分の量の洗剤と水を混ぜて洗剤液をつくってください。
洗剤液でなく、ぬいぐるみ専用クリーナーを使ってもOKです。クロスにクリーナーを吹き付けて使います。
3.洗剤液をタオルに含ませてぬいぐるみを拭く
薄めた洗剤液をタオルに染み込ませてぬいぐるみ全体を拭き、汚れにアプローチします。ゴシゴシとこすると、生地を傷める可能性もあるので注意してください。汚れを浮かせてやさしく拭き取るようにしましょう。
ぬいぐるみ専用クリーナーを吹き付けたクロスでトントンとたたきながら、汚れを除去するやり方でもOKです。
4.水拭き・乾拭きする
水を含ませたタオルでぬいぐるみを水拭きして、洗剤液と汚れを拭き取ります。その後乾いたタオルを使って水気を取ります。いずれも生地を傷つけないように、やさしく拭いていきましょう。
水由来の洗浄成分を使用したぬいぐるみ専用クリーナーで洗う場合は、水拭き・乾拭きの必要はありません。
5.陰干しで乾かす
風通しの良い場所に陰干しして、ぬいぐるみを乾かします。洗濯バサミでぬいぐるみを直接挟んで吊るすと跡がついたり型が崩れたりする可能性があるため、洗濯ネットの中に入れて干しましょう。
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ぬいぐるみを洗うならクリーニング店の利用がおすすめ
前述したやり方で行えばぬいぐるみは家庭でも洗濯できますが、それでも汚れが落ちないケースもあります。また部分的に汚れを落とすだけではなく全体的にきれいにしたい場合などは、クリーニング店を利用する手段もあります。クリーニング店に依頼する場合、以下のメリットがあります。
- 型崩れを防げる
- 中までしっかり乾かせる
- 色落ちの心配がない
逆に自宅でぬいぐるみを洗うと型崩れや色落ちが起きたり、十分に乾かなかったりする可能性があります。トラブルを回避して満足できる仕上がりを期待するなら、クリーニング店に依頼しましょう。
型崩れを防げる
ぬいぐるみを自宅で洗濯機などを使用して洗うと中綿がヨレてしまい、型崩れが起こるケースも想定されます。特にポリエステル以外の素材を中綿に使用しているぬいぐるみは、リスクが高くなります。
一方クリーニング店ではぬいぐるみを一体ごとに丁寧に手洗いするなどしており、また、すすぎや脱水、乾燥の作業にも型崩れが起きないように細かい配慮が取り入れられていることが多いです。さらに中綿の詰め替えに対応する店舗もあるため、クリーニング店だと型崩れのトラブルは防ぎやすくなります。
中までしっかり乾かせる
自宅でぬいぐるみを洗った場合、表面は乾燥したように見えても中綿は乾き切っておらずカビや臭いの原因となるケースもあります。クリーニング店に依頼すれば中の水分が無くなるまできちんと乾燥させることができ、水を使わないドライクリーニングのメニューもあるため安心できます。
色落ちを防げる
色落ちしやすい素材を使っている場合、「自宅でぬいぐるみを洗った後に色が薄くなってしまった」というケースもあります。クリーニング店での水を使用しないドライクリーニングであれば、汚れをしっかり落としながら元々の色もキープしてくれるため安心して利用できます。
ぬいぐるみをクリーニングに依頼したときの料金
ぬいぐるみのクリーニングを店舗や事業者に依頼する場合、料金はぬいぐるみのサイズによって異なります。各サイズの料金の目安は以下になります。
ぬいぐるみのサイズ | クリーニング料金の目安 |
30センチ以内 | 1000~2000円 |
31~60センチ | 2000~4000円 |
61~90センチ | 3000~6000円 |
90センチ以上 | 5000円~ |
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まとめ
大切な思い出のつまったぬいぐるみをいつまでもきれいな状態に保つためには、こまめに汚れ具合をチェックして定期的に丁寧に洗うことが肝心です。色落ちや型崩れのリスクを防ぐため、クリーニング店を利用するのも良策です。アンティークや高価な素材を使っていたり、装飾品が多数付いていたりと洗いづらそうな種類に関しても相談できるので、積極的にクリーニング店や宅配クリーニングを活用してみてください。