洗濯不可の敷布団のメンテナンス方法とは?注意点も合わせて解説!

人は寝ているときにコップ1杯分の汗をかいており、汗や汚れを吸収した敷布団はダニの温床になっています。特に洗濯できない敷布団を利用している人は、汚れが蓄積したままの状態で寝ている場合が多いです。

汚れたままの布団で眠ると、口からダニの卵や死骸を吸い込んでしまうため、睡眠の環境改善が必要です。この記事はきれいな布団で眠るためのメンテナンス方法が分かるので、ぜひ参考にしてください。

 

そもそも「洗濯不可の敷布団」とは?

洗濯不可の敷布団とは、以下二つの洗濯表示のタグが表示されていない布団を指します。

  • 洗濯機マーク
  • 手洗いマーク

このマークが表示されていない敷布団を洗ってしまうと、繊維が絡み合って小さく収縮してしまい、布団の柔らかさが失われるゴワゴワした状態になります。

洗濯表示タグを確認せずに洗ってしまうと、洗濯前より寝心地が悪くなって廃棄につながる可能性が高いです。そのため、お使いの敷布団を洗濯する際は、表示タグの確認は必須です。

ちなみに「手洗いマーク」と「ドライマーク」の表示がある敷布団は、洗濯機やコインランドリーで洗うと生地が傷んで中の綿が飛び出てしまうので、洗い方にも注意が必要になります。

 

洗濯不可の敷布団【代表例】

洗濯不可の敷布団は、以下五つが代表例です。

代表例

  • 真綿布団・絹綿布団
  • 羊毛布団
  • 和布団
  • ノンキルト製品
  • ウレタン布団

真綿布団・絹綿布団の敷布団は、洗濯すると綿が劣化します。布団の中に入っている綿は、天然の油でコーティングされているため、洗濯すると洗剤で油が取れて固くなってしまうのです。

羊毛布団は水に弱いため、洗うと縮んでしまいます。和布団は綿を縫っている面積が小さく、ノンキルト製品は縫い目がないことで綿に片寄りができてしまい、洗う前より寝心地が悪くなります。

ウレタン布団は水に弱いので、洗うとボロボロになるので注意が必要です。そのう上普通の素材に比べて密度が濃いので、水で洗うと乾きにくくなります。

 

洗濯不可の敷布団を見分ける絵文字

表の左から2列目の「家庭洗濯の記号」の下二つの記号は洗濯不可です。洗濯機のマークに「×」印が書いてある記号は「家庭洗濯(水洗い)の禁止」を示しており、下から2番目の記号は「40℃まで手洗いが可能」なことを示しています。

加えて、一番右の列の「ウェットクリーニングの記号」欄の「W」に×が書いてある最下部のマークは、ウェットクリーニングの禁止を指しています。ウェットクリーニングは水で洗いながら水溶性の汚れを除去する方法なので、水洗いの洗濯には対応していません。

ちなみに家庭用のドライクリーニングは水を使って洗濯を行うので、こちらも同様に水洗いの洗濯には対応していないことに注意が必要です。

ドラッグストアなどで販売されているドライマーク洗剤は、クリーニング専門店が使う溶剤とは異なります。また、洗濯機のドライコースも水洗いに含まれるため、洗濯はできません。

参考

 

洗濯不可の敷布団は布団クリーニング専門店で対応!

洗濯不可の敷布団をクリーニングに出すにあたっては、以下二つの留意点があります。

留意点

  • 一般的なクリーニング店では断られることがある
  • 布団クリーニング専門店の方が対応してもらいやすい

敷布団は布団の素材や状態によってクリーニングの方法が異なるため、全てのお店が全種類のクリーニングに対応しているわけではありません。クリーニングはお店ごとに得意な領域が分かれているので、各ジャンルのクリーニング専門店が存在しているほどです。

特に一般的なクリーニング店は敷布団に対応していないことが多いので、布団クリーニング専門店に依頼することで対応してもらえる可能性が高まります。ちなみに布団クリーニング専門店でも対応できる素材が異なる場合があるので、依頼する前の確認は必要です。

 

なぜ布団クリーニング専門店がいい?

なぜ布団クリーニング専門店がいいかというと、水洗いに対応しているお店が多いからです。お店で行う敷布団のクリーニングは、大きく分けて以下二つの方法があります。

  • 水洗い
  • ドライクリーニング

敷布団に付いた汚れは、ほとんどが水溶性の汚れです。例えば、汗・尿・血液などは水溶性の汚れなので、水洗いで洗い落とせます。他にはダニの成虫・幼虫・卵も洗い流せるので、敷布団に付いた汚れには水洗いが最適なのです。

一方のドライクリーニングは油を使って洗濯する方法なので、敷布団に付いた水溶性の汚れは落ちません。ファンデーションや口紅などの油分に対しては効果が高いのですが、他の汚れを落とす際は黄ばみや悪臭の原因になります。

しかし、布団クリーニング専門店の中にも、水洗いに対応していないお店はあります。そのため布団クリーニング専門店を選ぶ際は、申し込む前に水洗いに対応しているかどうかを確認しましょう。

 

布団クリーニング専門店でも対応できない場合がある?

対応できない布団 対応不可の理由 対策
真綿布団(シルク) 水に弱く劣化する シルクに対応しているお店を探す
ポリエチレン素材 乾燥時に変形する 天日干し・自己メンテナンス
皮革製品(ムートン・ファートン等) 硬化して縮む 革製品クリーニング専門店に相談
マットレス 折りたたみ不可のマットレスは対応していない場合が多い 訪問のクリーニング業者に依頼
ノンキルト製品 接着剤が使われている 天日干し・自己メンテナンス
低反発・高反発ウレタン 乾燥時に変形する 専用の設備があるクリーニング店を探す
洗濯表示が全て× クリーニングに不向き 買い換え

 

劣化しやすいシルクは水洗いに不向きなため、布団のクリーニング専門店でも対応していない場合が多いです。他には革製品・ポリエチレン・ウレタンの布団は洗うと縮んでしまうため、クリーニングに対応していない可能性が高いです。

ノンキルト製品は洗剤が落ちると中の綿が動いてしまうため、クリーニング後の状態維持が難しいです。そのため買い換えや、天日干しなどの対応になります。マットレスは二つ折りできない場合に断られることが多いので、天日干しを行うか、もしくは訪問クリーニングに相談するとよいでしょう。

ちなみにラテックスなどの化学繊維の素材は汚れやダニなどが付きにくいので、クリーニングに出さずに清潔な状態を維持しやすく、クリーニングの対応が必要ない場合があります。ただし、ウレタンは水に濡れると1カ月近く乾かない製品もあるため、水に濡らさない手入れが必要です。

 

布団クリーニングならラクリがおすすめ!

布団クリーニングはラクリがおすすめです。ラクリにクリーニングを任せると、以下5つのメリットがあります。

5つのメリット

  • ふとんを傷けないよう中性洗剤を使用
  • 人生地や中綿を傷けないよう漂白剤・溶剤は無使用
  • 一定の品質を保つため、ふとん専用洗濯機で洗浄
  • 人体の悪影響を防ぐため薬剤は無使用
  • 布団の形状を損なわないよう希望すれば圧縮パックでお届け

ラクリの布団クリーニングサービスは、送料無料で集荷から配達まで提供しています。自宅にいながら、指定の日にちにクリーニング済みの布団を届けてくれるので、面倒な手続きは一切不要です。

自社開発の布団専用洗濯機に、人間の体や環境にやさしいオリジナルの洗剤を入れて、超低速回転でゆっくりと温水につけ込んで汚れや雑菌を洗い流します。アトピーやぜんそくで苦しむお子さんや、免疫機能が落ちているお年寄りでも安心して眠れるようになります。

また、漂白剤や溶剤を使わないので、布団を痛める心配はありません。ふんわりと清潔になった布団は気持ちのいい眠りをサポートしてくれるでしょう。

詳しくはコチラ

 

ラクリの料金形態

敷布団0枚 敷布団1枚 敷布団2枚
掛布団0枚 10,230円 12,980円
掛布団1枚 9,680円 12,430円
掛布団2枚 11,880円

 

オプション
セミダブル・ダブル
(1枚あたり)
+2,200円 枕1点 +1,650円
毛布・タオルケット 1枚 +2,750円 シーツ・カバー・枕カバー 1枚 +880円
その他小物
(ベットパッド・ベビー布団・寝袋)
+2,750円 圧縮サービス(1枚あたり) +1,100円

※金額は全て税込

ラクリのクリーニングサービスは、布団の枚数が2枚に増えると料金が安くなる点が大きなメリットです。敷布団は2枚同時だと、1枚あたり6,490円できれいな状態の布団を届けてくれます。掛布団は2枚のクリーニングで1枚あたり5,940円とお得になるので、ご家族多い人におすすめのサービスです。

さらに、オプションで他の寝具と同時にクリーニングが行えます。汗をかきやすい夏が終わった後や、布団を重ねて汗の量が増えがちな冬など、季節の変わり目ごとにクリーニングをすると年中気持ちよく眠れます。

 

ラクリの利用手順

ラクリの利用手順は以下の通りです。

簡単な流れ

  • 布団を集荷バッグに詰める
  • バックの集荷依頼・発送
  • クリーニング
  • お届け

ラクリのサービスに申し込むと布団の集荷バッグが配達されるので、付属の宅配伝票に住所などを記載して、運送会社に集荷の依頼を出して発送します。

布団がお店に到着してからクリーニングが完了するまでは、約2週間です。また、日時指定ができるので、より早く布団をお届けすることも可能です。すみずみまで清潔な状態になった布団で、すぐに眠りにつけるでしょう。

 

布団クリーニングの工程

ラクリの布団クリーニングは、以下三つの工程で行われます。

簡単な流れ

  • 検品・しみの分解
  • 低速つけ込み洗い
  • 2段階乾燥

最初は布団を検品し、表面のしみや汚れを分解するため酵素と洗剤を塗布します。そして約半日をかけて汚れを分解し、超低速回転の機械を使って布団の中綿まで温水につけて汚れや雑菌を溶かします。

最後に平面乾燥機で乾かした後、回転式乾燥機で中綿まで空気を送り、ふんわりとした仕上がりになるまで乾燥させます。

 

ラクリの布団クリーニングの注意事項

ラクリの布団クリーニングは、以下の点に注意が必要です。

注意ポイント

  • 色落ちや風合いが変わることがある
  • 光沢がなくなりシワが生じることがある
  • 漂白剤を使わないのでしみが完全に取れない
  • 羊毛素材は縮むことがある
  • 羊毛や羽毛は繊維の臭いを感じることがある

布団クリーニングは汗などが染みこんだ汚れは落ちますが、必ずしもしみなどの汚れがなくなるわけではありません。上記以外にも布団が縮むことや破れやほつれが大きくなる場合があるなど、布団の使用状態によっては変化が生じやすくなるので注意が必要です。

 

敷布団の宅配クリーニングならラクリがおすすめ!

 

ラクリの宅配クリーニングは料金や仕上がりのクオリティを心配する方にぴったりのサービスを提供しています。国家資格であるクリーニング師がお客様の大切な敷布団を個別に洗い上げ、布団丸洗いで、ダニアレルゲン量に関していえば99.5%を死滅させるほどの徹底ぶり。布団の中の汚れまで溶かし出すために温水につけこみ、環境にも優しいオリジナル布団専用洗剤を使用、乾燥に関しては布団を傷めない2段階乾燥でふっくら仕上げてくれます。配送はかさばらない圧縮パックにてお届けします。

これだけ充実したサービスで、敷布団は1枚10,230円、2枚で12,980円ですから、2枚セットで申し込まれる方が圧倒的にお得です。

ラクリ 公式ホームページ

宅配クリーニングラクリでは新規会員様限定クーポンを期間限定でプレゼント中