雨に降られたり、食べこぼしで汚れが目立ってしまった布バッグは、自宅で洗ったり店舗でクリーニングしてもらうことできれいな状態に戻せます。自宅で洗う際には注意点もあり、慎重に扱う必要があります。洗う手順やクリーニング店に依頼するメリットをお伝えするので、ご家庭に汚れた布バッグがある場合は是非参考にしてみてください。
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布バッグが汚れてしまった時の対処法
布バッグが汚れている時には、以下の手順で対処していきます。
- 洗い方を確認しよう
- 手洗いかクリーニングか決めよう
洗い方を確認しよう
まず衣服の場合と同様に、布バッグのタグに付いている洗濯表示の内容を確認する必要があります。
170 | • 液温は、70°Cを限度とし、洗濯機で通常の洗濯処理ができる。 | |
110 | • 液温は、40°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる。 |
上記のようにおけの形のマークが示されていれば洗濯機で洗うことができ、手のマークの場合は手洗い可能であることを示しています。
170 | • 洗濯処理はできない。 |
上記のマークがある場合、水洗いできません。
手洗いかクリーニングか決めよう
色落ちや型崩れのリスクが高い繊細な素材や、吸水性の低い素材を使っていたり、装飾が多かったりするバッグは手洗いするかクリーニングを利用するようにしましょう。
ホコリや皮脂、降雨によるシミといった日常的にできる汚れは手洗いで定期的に落とすことで、きれいな状態を保ち続けられます。ただし飲み物や食べ物をこぼして目立つ汚れができた際には、早期にクリーニングに出す方が良いです。手洗いしても落としきれないシミがついていたり、前述した洗濯処理不可の表示があるバッグもクリーニングを利用しましょう。
布バッグの洗濯手順
布バッグに使われる生地には、以下の種類があります。
- キャンバス生地
- 不織布
- ポリエステル生地
それぞれの生地に吸水力の違いなどの特徴がありますが、洗い方は基本的に同じです。
キャンバス生地(帆布)
キャンバス生地(帆布)のバッグを自宅で洗う際は、以下の手順に沿って作業します。
- 洗面器やバケツにぬるま湯を入れ、少量のおしゃれ着用中性洗剤を混ぜて薄い洗浄液を作ります。
- バッグを洗浄液に入れ、押し洗いしてください。生地を傷めてしまうため、強くもんだりこすったりしないようにしましょう。
- 洗った後は、きれいな水で泡がなくなるまで2〜3回すすいでください。
- 水気を切り、乾いたタオルなどで包んで水分を取りましょう。
- シワを伸ばし、通気性の良い場所で日陰干ししましょう。
特に目立つ汚れがある場合は先に消しゴムでこすったり、歯ブラシに薄めた洗剤をつけて生地をこすったりして取っていくと良いでしょう。
不織布
マスクにもよく使われる素材である不織布のバッグを洗う手順も、キャンバス生地のケースと同様です。押し洗いやすすぎをする際にはシワができないように特に力加減に注意してください。干す際には平干しなどをして、跡がつきやすくなる洗濯バサミは使わないようにしましょう。
ポリエステル生地
ポリエステル生地の場合も手洗いの手順はキャンバス生地と同じです。特に汚れの気になる部分はスポンジでやさしくこすりながら汚れを落としましょう。
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自宅で洗う時の注意点
自宅でバッグを洗う際には、以下のリスクが伴います。
- 色落ち
- 型崩れ・シワ
- 洗濯機や洗剤によるダメージ
それぞれのリスクを回避するために注意を払い、慎重に洗うことが重要です。
色落ち
洗浄力の強い洗剤を使って洗った場合、色落ちする可能性があります。布バッグを洗う際には洗濯表示をチェックし、使える洗剤をよく確認しましょう。
型崩れ・シワ
水洗いで生地をもんだり脱水によってシワができたり、型崩れして元のバッグと印象が変わってしまう可能性もあります。バッグを乾かす際にシワやヨレをしっかりと伸ばし、逆さ吊りにして干しましょう。また、洗濯機で洗う場合は型崩れを防ぐために脱水機能は使用せず、タオルなどで生地の水分を取るようにしてください。
洗濯機や洗剤によるダメージ
洗濯機を使う場合、洗濯槽の中で回りながら洗われる中で傷ができる可能性があります。布バッグを洗濯機で洗う際には洗濯ネットに入れるようにしましょう。
また、洗浄力の強い市販の弱アルカリ性の洗剤を使うと生地にダメージが生じる可能性があります。洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使いましょう。
クリーニング店を利用するメリット
布バッグは自宅で洗うことは可能ですが、先に触れたようなリスクや失敗も伴うためクリーニング店を利用するのも良策です。自宅クリーニングで起こり得る失敗も防ぎやすくなります。
クリーニング店だと特に気になっている汚れやバッグの補修についても相談できるメリットもあります。ただし変色が著しかったり、インクのシミなど時間が経過していて目立つ汚れなどがあったりする場合は「どこまできれいにすることができるか」を事前に確認しておいた方がベターです。生地に傷や擦れがある場合も同様に、どこまで補修可能かどうかを十分に相談しておきましょう。
布バッグクリーニング料金について
バッグのクリーニングを業者に依頼する場合、業者や素材、サイズによって料金形態は異なります。布バッグのクリーニング料金は30~35センチ以下でも3500~1万3000円と、幅が広いです。80~95センチぐらいだと1万円以上は見込んでおいた方が良いでしょう。「料金がバラバラでどの業者に頼めば良いか分からない」といった場合はクリーニング工程やサービス内容を各業者に問い合わせ、その中からよりニーズに適合していると考えられるサービスを選びましょう。
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まとめ
エコバッグとしてもヘビロテしやすい布バッグは知らず知らずのうちに汚れがちでもあり、長持ちさせるために定期的なお手入れが重要になります。汚れがひどい場合や長く洗っていない場合などは、クリーニング業者を利用してきちんとメンテナンスしましょう。衣服と同様お気に入りのアイテムとして、きれいな状態を保ち続けると長く愛用できます。